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- 院長インタビュー 2019
院長:酒井倫明
酒井形成外科で年間に行う手術の中で多いのが「二重まぶた」の手術です。
「興味はあるけれど不安」という方も多いでしょう。はたしてどんな手術なのか、院長が答えます。
もっと輝きたい、若くなりたい
女性の願いをかなえるための
二重まぶた手術

酒井形成外科では二重まぶたの手術を希望される方が多いと伺いました。
どのような患者さまが多いでしょうか? やはり海外の方もいるのでしょうか?
患者さまは女性が多いです。年代としては30代~50代の方が多い傾向にあると思います。
確かに中国や韓国からの患者さまやクラブやキャバレーなどで働く方もいます。
どのようなきっかけで手術を希望されるのでしょうか?
きっかけとしては、ご年配の方ですと「昔と違って目がたるんで来たから」などの理由で来院されます。
ただ、必ずしも衰えを感じたからではなく、もっと輝きたい・若くなりたいという想いの方が多いですね。
もちろん、もともと一重の方が二重になりたいという若い年齢の方も数多くいらっしゃいます。
やはり美容整形が初めてという方も多いのでしょうか?
逆に、他院の手術に不満を感じる・失敗したという患者さまが私のもとに来られるケースも多いですよ。
当院では、他医院の手術修正の治療にも力を入れています。ホームページで検索して来院される方もいます。
二重まぶたのさまざまな治療法から
当院が選ぶのは「切開式」
では、実際に二重まぶたの手術はどのような手術内容なのか教えていただきたいです。
二重まぶたの手術には主に二つの方法があります。
まぶたを切らず糸を皮膚に埋没させる「埋没式」と、二重の線にまぶたを切開して行う「切開式」です。
当院では主に「切開式」を推奨しています。
「切開式」を推奨するのはどういった理由からでしょうか?
「埋没式」は切開をしませんが、糸を縫った跡が見えてしまうからです。
それに比べ「切開式」はきれいに縫えば、傷痕がわかりにくいのです。
ただし、その傷痕がほとんど分からなくするレベルまでにもっていける医師は限られています。
「切開式」は難しい手術なのですね。
はい。本来「埋没式」と「切開式」のどちらにするかという質問自体があり得ないと思うぐらいです。
おそらく埋没と切開で悩んだとき、切開をすすめる先生はちゃんとした先生だと思いますよ。
埋没式のデメリットをよく知っているということですから。
「埋没式」のデメリットというのはどんなことでしょうか。
「埋没式」はアイプチと同じ要領の手術と考えてもらっていいと思います。
糸をかけるだけですから、糸の寿命の都合上、2~3年程度しか持続しません。糸が切れたら終わりです。
また、糸が見えてしまうリスクもあります。そうなると見栄えもよくありませんよとお声掛けしています。
また、まぶたのたるみの矯正には、まったく対応していないことも大きな欠点といえます。
それでも「切開式は傷が残るから嫌だ」とおっしゃる患者さまもいると思いますが…。
そういう患者さまには今までの切開式の症例をお見せしてご説明させていただいております。
それでも患者さまが「埋没式」を希望されれば、ご希望通りにさせていただきます。
しかし、「切開式」をおすすめするのが形成外科医としてのあるべき姿だとは考えていますね。
ありがとうございます。
最後に余談ですが、テレビで整形疑惑などが出ている人の整形って先生はやはり分かりますか?
もう、すぐ分かりますね!一般の美容外科で受けた手術ならすぐに分かる自信があります。
埋没式ですとバレバレなものもありますから。
切開式の場合は人によっては見抜きにくいと思います。
どの治療法を行うか、技術レベルによって変わります。